汚れなどひとつもあらず野分晴 アサギマダラの愛一筋や藤袴 夏帽子あるになぜない秋帽子 新走り檜の枡に山盛りに 灯火親しは裸電球の頃の季語 この空も多数決かや鰯雲 きりんの首はどこまで伸びる天高し 雨にも種類秋はやさしい小糠雨 手編みの手袋片つぽだけで終はる恋 蛇口ひねれば秋には秋の水が出て