佐藤紅緑が明治34年に「滑稽俳句集」を編んでから、
実に107年の歳月が経過しています。
この間、「俳句は“滑稽”」とされているにもかかわらず、
滑稽句は俳誌に採用、掲載されることがほとんどなく、
作られても埋もれてしまう、
滑稽を大切に考える俳人も評価されない・・・
という運命にありました。
「滑稽俳句協会」を設立するにあたっては、
この100年、全く光を当てられることなく埋もれてしまっていた
“滑稽”を俳句に取り戻し、
存在感を高め、滑稽句について追求をすることを目指します。
平成20年8月 |