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佐藤紅緑が明治34年に「滑稽俳句集」を編んでから、
実に107年の歳月が経過しています。

この間、「俳句は“滑稽”」とされているにもかかわらず、
滑稽句は俳誌に採用、掲載されることがほとんどなく、
作られても埋もれてしまう、
滑稽を大切に考える俳人も評価されない・・・
という運命にありました。

「滑稽俳句協会」を設立するにあたっては、
この100年、全く光を当てられることなく埋もれてしまっていた
“滑稽”を俳句に取り戻し、
存在感を高め、滑稽句について追求をすることを目指します。

初代会長   八木 健
八木健




滑稽俳句協会発足に寄せて

 「上質の滑稽を」 

顧問 本阿弥秀雄


過日大阪に行った折、福笹の十日戎で有名な今宮戎神社に立ち寄った。


 滑稽俳句協会の繁栄円満をお祈りし、歩きかけると境内の隅に句碑を見つけた。


 「陋巷を好ませたまひ本戎」という阿波野青畝先生のなつかしい筆跡に見惚れるうちに、句から滲みでる上質のおかしみに「ふふふ」と洩らしたのだった。


 戎さんは商売繁盛の神だけに清浄の地よりごみごみした庶民の町がお好きなんだなあ、きょうの例大祭の群集にさぞお喜びだろうな、というほどの句意。 人間好きのえべっさんの真を穿ち、滑稽感に溢れている。協会発展の願をかけ、すぐさまお手本のような名作に出会う幸先の良さ。


 閑話はさて措き、八木健会長のもと、滑稽句の実力派が揃った当協会は衆目を集め、勢いを増してゆくだろう。その結果、平成俳句に新しみが加わる、その期待や大である。
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