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「ほんとうはみんなかなづち鯉幟」
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伊予柑を置いて私の予約席
八塚一靑
焼芋や右手左手右手くち
月城花風
雁首を揃へ討たれし落椿
西野周次
シャッターもこの私も冬さびて
山本 賜
かつては賑った商店街も今やシャッター街。人通りの少ない 街は何とも言えない寂しさがある。シャッターに自身を重ねて しみじみと人生を思う。
真犯人わからずじまい春炬燵
卯之町空
テレビドラマを見ていたが、うとうとしている間に話は終わって いた。ぼんやりした頭で考えてはみるが、結局、誰が真犯人だ ったのか謎のまま。
みいつけたかくれんばうの藪椿
吉川正紀子
花が小さめで葉に隠れている藪椿を、かくれんぼしているの だとした場面設定が楽しい。「みいつけた」という子どもの言い 方も可愛らしい。
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