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第四回 滑稽俳句大賞 募集要項

  • 応募方法
    作品は十句一組で審査します。何組でも応募可。
    作品十句、氏名(ふりがな)、〒、住所、電話番号、
    年齢を明記。
    封書の場合、A4サイズの紙を使用。横使い縦書き。     
      *未発表の作品に限ります。


    大賞:一名、五万円。次点:二名、各一万円。

    募集期間 平成23年11月1日〜平成24年1月31日  消印有効

    投句料 一組、二千円。
    郵便振込 01600-3-130892 滑稽俳句協会

    発 表 4月下旬、入賞者および会報、ホームページ

    応募先 封書かメールで、ご応募ください。
    〒791-2103  愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4
    滑稽俳句協会 大賞募集係 
    メールアドレス  kokkei@kokkeihaikukyoukai.net
    *応募作品の著作権は主催者に帰属。

第三回滑稽俳句大賞受賞作品はこちら





 2012 1



 今月の特選句

大寒波日本列島反り返る 飯塚ひろし
もともと反り返っているものを寒波のせいにしたところが可笑しい。するてえと、「大寒波北海道が菱形に」なんてことに。

スポーツジム水着正して賀詞交す 伊地知寛
水着には襟がない。「正して」と言われてもねえ。あり得ぬことを大真面目に言って可笑しい。「鏡餅磨いて顔を写しけり」もありですね。

目薬を口開けて待つ小春かな 柴田真一
女房の小春に目薬さしてやるんですね。なんちゃって。ついでに如何ですか、「初惚気(のろけ)膝の小春の耳ほじる」。

芋判に彫りし猪食べにけり ひがし愛
猪鍋を食わせるからと招待して、芋判の猪を食わせるなんてお洒落ですね。「猪鍋と思へば今年や龍の鍋」。

芋の露大同団結してこぼれ 前川敏夫
大同団結がいいですね。「里芋の葉の露とかく群れたがり」ですね。ならば・・・、「芋の露俳人どれも群れたがり」。

形状を記憶してゆく手套かな 広瀬雅幸
手套は手袋のことですね。形状記憶は写生句としてうまいですね。「ゆびのかたちはなにかを掴み」。




 今月の秀逸句  七七をつけてみました

目立つ気のなけれど赤し青木の実 麻生やよひ
・・・おそらくは下戸ちょっぴり舐めたか

夜更かしの証拠隠滅初化粧 石川節子
・・・なま欠伸して結局ばれる

ぽっくりと逝くがよろしきふぐと汁 越前春生
・・・そうは問屋がおろさぬ浮世

木枯に追ひかけられし靴の音 白井道義
・・・背なを押されてつんのめるかに

木の葉髪未練の言葉にじみけり 高田敏男
・・・朝シャンで散る二枚三枚

焼き餅は正月くらい止めときな 森 要
・・・お雑煮にして嫉妬りと食へ

耳疎し第九がんがん鳴らしても 渡辺さだを
・・・ベートーベンもそうだったなあ

クリスマス老婆の口唇奪う猫 柳澤京子
・・・にやんとも言へぬ猫の擬人化

歌句出すも選外佳作日記買ふ 青山桂一
・・・没の句あまた日記にならべ

木枯やただちに人畜影響なし 秋月裕子
・・・西風ならばセシウムはなし

似たような新年号の月刊誌 足立淑子
・・・綺麗な印刷広告多く

はしごせぬつもりで始むおでん酒 有冨洋二
・・・断りきれず午前様なり

降るもみぢ片っぱしから掃いてゆく 藤森荘吉
・・・風流知らぬ最近のひと




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