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130回 俳句遊遊

120回 川柳天国


   
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第十五回 滑稽俳句大賞 作品募集要項
◆応募方法/ 作品は、十句一組で審査します。何組でも応募可。
  メールか封書でご応募ください。
  作品十句、氏名(ふりがな)、〒、住所、電話番号、年齢を明記。
  封書の場合、A4サイズの紙を使用。横使い縦書き。
◆   賞  / 大賞:五万円。次点:一万円。
*未発表の作品に限ります。
◆審 査 員 / 秋尾敏 浅井民子 上谷昌憲 河村正浩 菅野孝夫
  小西昭夫 蟇目良雨 藤田直子 山田貴世 八木健
◆募集期間/ 令和4年11月1日~令和5年1月31日 ※必着
◆投  句  料/

一組、二千円。
ゆうちょ銀行 振替口座 01600-3-130892 滑稽俳句協会
※現金や為替での送金は不可。

◆発  表 / 4月下旬、入賞者および会報、ホームページ
◆応  募  先/ 〒791-2103  愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4   
  滑稽俳句協会 大賞募集係
  メールアドレス  kokkei@kokkeihaikukyoukai.net
  * 応募作品の著作権は主催者に帰属。
第十四回滑稽俳句大賞作品はこちら

第十回滑稽俳句協会報年間大賞決定!
 
天 賞 花岡直樹(愛媛県)
「行く年をスピード違反で逮捕せよ」
地 賞 藤森荘吉(東京都)
  「簡単な話もつれる夜長かな」
人 賞 上山美穂(愛媛県)
 

「透明な線を描いて燕とぶ」


詳細はこちら   
 

今月の特選句

電柱も棒立ちとなり冬の朝

上山美穂

電柱はもともと棒立ちしてるんだから当たり前じゃん、なんて言っちゃダメ。滑稽俳人たるもの、このナンセンスな可笑しさが分からなくっちゃ。

表裏裏裏表落葉道

小泉和子

文字の一つ一つが一枚の葉っぱみたいで、自然をそのまま写生して見せている。しかもちゃんと五七五のリズムである。一切の無駄なし文句なし。

芋掘りの園児コロコロバスを降り

壽命秀次

「コロコロバスを降り」としてこの後に掘り上げる芋の様子まで予告して巧み。コロコロのオノマトペがよく効いて楽しく子どもの可愛らしさも伝わる。

眼鏡掛け眼鏡を探すレノンの忌

峰崎成規

ジョン・レノンが久しぶりにこの世に現れたら、まずあの古臭い眼鏡を探すに違いない。忌日の句はこんなふうに故人と共感できるといいね。

熱燗に決定女将の処方箋

月城花風

家族にも友人にも話せない事ってあるんだよ。むしろ家族、友人だからこそ話せないこともね。うーん、分かるわ。これが効くからお飲みなさい。

裸木に防犯カメラ臍のごと

大林和代

葉が茂っている時には気付かなかったが、裸木になって丸見えに。おや、まるで木の臍じゃないかとは楽しい発見。監視社会には笑いの息抜きを。


 今月の秀逸句  七七をつけてみました

 
 大風呂敷聞いてあげてる日向ぼこ 青木輝子
   ・・・聞き役さんはボランティアだね
 
 鯛焼の鯛と目が合ひ尾から食べ 井野ひろみ
   ・・・いつそ丸ごとひと飲みにせむ
 
 塩を振る舟のかたちの白菜に 吉川正紀子
   ・・・塩ははらはら初雪のごと
 
 金色の蝶を放ちて大銀杏 南とんぼ
   ・・・蝶はきらきら音譜のやうに
 
 吾輩は激辛自慢鷹の爪 小笠原満喜恵
    ・・・この句に潜む漱石の猫
 
 湯豆腐や豆腐の角も食べちまお 谷本 宴
   ・・・ぶつけて怪我をしないためにね
 
 息ふつとかければ消えし冬の虹 日根野聖子
   ・・・はかなき恋の記憶にも似て
 
 バリバリと割れるかの音海凍る 高岡昌司
   ・・・バリトン歌手の重低音か
 
 厚物の菊の花弁にある浮力 工藤泰子
   ・・・流されたとて沈まぬ仕掛け
 
 かさぶたを剥がしたくなり日向ぼこ 桑田愛子
   ・・・かさぶたの下まつさらな吾
 
 あおむしさんはようしなさい冬支度 森岡香代子
   ・・・そんな忠告虫は無視する
 
 片耳にマスクぶら下げよくしゃべる 田村米生
   ・・・イヤリングではないのにね
 
 去年今年貫く棒に端あるか 北熊紀生
   ・・・アインシュタインならば知つてる


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