2025/6/15更新 | ご利用にあたって |


「平成の滑稽俳句」出版のお知らせ
滑稽俳句集

滑稽俳句の教科書

滑稽俳句協会創立十年の結実

滑稽俳句協会設立の平成20年から平成31年4月まで、平成時代の会報の特選・秀逸句と寸評、年間賞、滑稽俳句大賞受賞作品を収録 

定価3,000円(税・送料別)
B5(182×257mm)サイズ
2817句収録 300頁

お問合せ・注文/滑稽俳句協会
〒791-2103 
愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4
電話090−8287−1390
メールkokkei@kokkeihaikukyoukai.net

[収録作品の一例]   
杖突いて杖つくさくら訪ねけり 
海水浴子の目じるしの母の尻
天に何言ひつけに行く揚雲雀
好きといふかはりに強くこぐ鞦韆
ペンギンは「ふ」の字のかたち日脚伸ぶ
冬耕や乾燥肌の地球掻く
富士山を踏み固めるかや山開き
猛暑日や金魚の赤く茹で上がる
ご祝儀を甘噛みしてる獅子頭
四月馬鹿なによりうまい親の脛
真夜中の突貫工事霜柱


千葉県
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三重県
愛媛県
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三重県
愛知県
神奈川県
神奈川県
東京都 


飛田正勝
金澤 健
日根野聖子
小林英昭
久我正明
堀川明子
西をさむ
伊藤浩睦
下嶋四万歩
青木輝子
八塚一

 

一円か五円か迷う神の留守? ?      鈴鹿洋子
俳句は正直を書いてこそ共感を得ることができる。しからば、「賽銭に万札もある神迎え」。神様の呟きは、「やはり留守にしちゃあダメだな」。

通院の日に二重丸初暦??         西をさむ
定年となり家にいると曜日の感覚も忘れがち。こういう工夫は必要だね。えっ、通院はしたが薬を飲み忘れた。「薬飲み終へて暦に赤い丸」。


『滑稽俳句集』 八木健の微苦笑俳壇13年
滑稽俳句集

「俳壇」の滑稽句欄が一冊に!

平成14年7月号から平成27年3月号までの全3213句を収録。
全308頁。平成27年初版出版

定価3,000円(税・送料別)

お問合せ・注文/滑稽俳句協会
〒791-2103 
愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4
電話090−8287−1390
メールkokkei@kokkeihaikukyoukai.net


 「俳壇」で連載中の滑稽俳句欄、八木健選による「微苦笑俳壇」の13年間の全作品、3213句が一冊になりました。「俳句」とは、「滑稽な句」を意味します。俳句の本質は滑稽です。
明治34年に佐藤紅碌が編んだ滑稽俳句集以来、本格的な滑稽俳句集は、115年ぶりとなります。俳句に失われた滑稽を取り戻し、「平成の滑稽」として後世に引き継ぐ歴史的な句集です。


「八木健の川柳アート」
第31回愛媛出版文化賞・奨励賞受賞
愛媛新聞の月刊誌「アクリート」で 
大人気の川柳欄の作品、約1000点が、
一冊の本になりました!
平成27年初版出版

定価2500円(税・送料別)

問合せ・注文/滑稽俳句協会
〒791-2103 愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4
電話090-8287-1390

 愛媛新聞の月刊誌・「アクリート」で、2005年6月号から「川柳アート」の投稿欄が始まりました。川柳に滑稽を取り戻すこと。アートをつけて分かりやすくすること。時事川柳の普及を目指すこと。この三点を目論んでの連載でした。 この度、第1回から第110回までの10年間に亘り連載された「八木健の川柳アート」の作品およそ1000点をもとに、内容を加筆、追加して一冊の本をつくりました。
 
建前に穴をあけて本音を引っ張り出すのが川柳。「穿ち」は川柳の命です。ところが、平成の現代、川柳には「穿ち」や質の高い「笑い」が少なくなっています。この本に掲載されている、穿ちと笑いのある川柳アートとコメントをお楽しみください。


第十七 回滑稽俳句大賞審査結果発表
大賞は木村たけまの作品に決定致しました!
大賞 大 賞 木村たけま (山口県)

糟糠の妻の朝寝につまづきぬ
二丁目の猫五丁目に恋をして
逃げ足のどれが百足の第一歩
自分史はいま終章の紙魚走る
詩を詠んでをれば草でも引けと言ふ
身八つ口あふいで背ナに団扇風
松茸山制札なくば知れぬのに
白息のしどろもどろに遅刻の子
人肌の燗を所望と雪女郎
日記買ふ妻無駄と言ふさう思ふ


詳細および入賞作品はこちら   
 

第十二回滑稽俳句協会報年間大賞決定!
 
天 賞 田中やすあき(埼玉県)

   「犬掻きの鼻先に来る夏の波」

地 賞 北熊紀生(東京都)
 

   「霜柱踏まねば損をするやうな」

人 賞 長井多可志(千葉県)
 

   「落葉にもA面B面ありにけり」


詳細はこちら   
 







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